足について



足にいい靴は、どんな靴?  まず、足について考えてみましょう。



 
■人の足について...

  私たち人間の 『 手(前足) 』 が自由になる...

  道具を使う...火を使う...言葉を話す...脳が発達する...


  これらは2本の足で立ち、大地を踏みしめ歩くことが出来る、

  人間だけに出来ることなんですよ。


  2本足歩き → 手が自由になる → 頭を真っすぐに支える → 脳が大きく発達する


  その秘密は?? 何か原点があるの??っと、疑問に思う方も、いらっしゃるはずです。


  実は、『 アーチ ・ 土踏まず 』 にあるのです。


  『 アーチ ・ 土踏まず 』 には、

  
体重や歩行の衝撃を吸収し、次の歩行の推進力に変える 

  「バネ」のような役割
と、

  体のバランスをとる 

  「センサー」の役割
という、

  あまり知られていないのですが、とても大切な役割があるのです。


  私たち人間がサルから進化し、

  文明を手に入れ、発展させてきたという証拠、

  人間だけにある特別なものです。



 
■足は第二の心臓...

  人間の体内の血液は  『 心臓 』 のポンプで、

  脳や、手や、足・・・全身に送られます。

  送られた血液は、心臓に帰ってきます。

  心臓より高い脳からは、自然に降りて、帰ってきます。


  心臓よりも低い位置にある、足からの血液は、重力に逆らって、

  どうやって、身体を登ってくるのでしょうか。

  そのままでは、血液は心臓にもどれません。。。。


  神様は、足の裏に、第2のポンプをつけました。

  ただし、このポンプ、自分で血液を送り返す 「 力 」 は、ありません。

  一歩、一歩、歩くたびに、足の裏が押されて、ポンプが働いて、

  血液を、心臓に送り返します。


  歩けば歩くほど...新鮮な血液が、全身をかけめぐり、健康にいいんですよ。



 
■足は精密機器!?...

  人間の身体は、全部で 『 206 』 の骨からできています。

  足の骨は、片足で 『 26 』 、両足で 『 52 』 にもなり、

  全身の骨の 約4分の1 が、足に集まっているんです。

  骨が組み合って 『 アーチ ・ 土踏まず 』 を、つくっています。


  関節は片足で 『 38 』 、両足で 『 76 』、

  神経 ・ リンパ腺 ・ 血流 が複雑にからみあっています。


  
足 は、まさに精密機器みたいですよね。



  精密機器のような 『 足 』 、『 アーチ ・ 土踏まず 』 を、十分に機能させてあげる為にも、


  足に合った靴を選んで、たくさん歩くことを、おすすめします。



  たくさん歩く...人間らしくていいですよね。


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足にいい靴


素材、材質



 ■通気性がある

  足は、かなりの汗っかきで、両足で、1日にコップ半分以上の、汗をかきます。
  足は、皮膚呼吸しています。  
  呼吸を助ける、通気性のある材質がいいですね。 


  靴は、「シューズ」という呼び方の他に、
  「フットウェア」という呼び方もあります。
  「フットウェア」・・・・・足に着ける肌着のイメージです。

  もし、ビニルや合成皮革などの、通気性の無い材質だったら、
  足は蒸れてしまうかもしれません。 

  そこで、通気性のある「革」を使っています。


 
■人の肌・皮膚にやさしい

  人の肌はデリケートで、化学薬品などで、かぶれることがあります。 
  天然素材だと、安心です。

  人の肌にストレスの少ない靴の材質は、動物の肌
  ・・・・つまり 『革』だといわれています。 


 ■足になじむ、変化する

  正確に計測しても、足は時間や体調で、大きさやフィーリングが変わります。
  靴も足に合わせて変化すると、ストレスがないようです。

  革は、履いていくうちに変化します。 
  悪く言えば崩れる、よく言えば足になじむ素材です。

  言葉や、文字や、数字には表せないけど、しっくりくるフィーリングや感覚・・・・大切です。 

     旅行などのお出かけの前には、
     新品の靴を、慣らしておくといいかもしれません。

  「革靴」というと、ふつうは表材が「革」でも、
  裏地や中敷部分は、布やビニルの物が多いようです。

  F&Lシカゴで扱ってる靴は、
  裏地も、中敷も、天然素材・革製の物が多いのです。
  一般の靴の、2倍から3倍の革を使うので、
  どうしても、お値段は高めになってしまいます。



  
見えないけれど、足・皮膚に、直接触れる部分が大切・・・・・と、考えているからです。


  F&Lシカゴで扱ってる 「フィンコンフォート」は、特に革をたくさん使ってます。 

  ご来店の時には、裏地や中敷も、見てくださいね。

 

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作り・仕立て


 ■歩く時の足の動きをサポートする靴


  @かかと 

  A甲・アーチ

  B指先

  3つの部分に分けられます。

  それぞれの役割を、見直してみましょう。


   
@ かかとは、 しっかり固定

     頭からかかとまでの上下(垂直)方向の、
     力や、体重や、衝撃を受け止めて、
     横(水平)方向に替える、大切なポイントです。

     力の向きを替えるだけでなくて、
     土踏まず(アーチ)を通じて、歩く力にも変えてしまいます。

     かかとがグラグラしないで、しっかり支えられてると、
     疲れずに、長時間歩けます。

     見過ごしがちですが、とても大事なポイントです。

       外反母趾、巻き爪、タコなどでお困りの方、
       かかとが合ってない場合が、多いようです。
       背伸びやつま先立ちをして、
       かかとがついてくるかが、ポイントです。 (特に、ヒールのパンプス)

     かかとがグラグラしないように、しっかり支えるには、
     固くて、長い、 「芯」が、必要です。 
     この芯のことを、業界用語で 「月型」や「カウンター」といいます。
     F&Lシカゴでは、メーカーに仕入れや見学に行ったら、
     かかとの芯の 「固さ」や「長さ」を、さわって確認しています。


     F&Lシカゴで扱ってる 「 菊地の靴 」 は、
     市販のヒールパンプスの中でも、特に、長くて固い芯です。
     ご来店の時には、さわってみて下さいね。

     長くて固い芯を作るのは、手間や時間がかかり、技術も必要です。
     「 固い
」けど、「 痛くない 」ように作るのが、メーカーの腕の見せ所です。
     歩き心地の為に、見えない部分も、しっかり作ってくれるメーカーさん

     ・・・・・感謝です。



   
A 甲・アーチは、 ふんわりフィット

     一歩一歩の、歩く衝撃を受けとめて、アーチ・土踏まずは、広がったり、沈んだりします。
     大きさや形を変えることで、
     衝撃や、体重を、歩く力に変えています。

     この部分は、ゆるくもなくて、きつくもなくて、ふんわりと足をつつんで、
     足の変化についていくことが、大切です。

     ひもやベルトは、
     アーチ・土踏まずが、広がり過ぎないようにサポートする道具です。
     しっかり締めて、アーチ・土踏まずを助けると、歩いた時に楽ですよ。


   
B 指先は、 伸び伸びと

     かかとがしっかり固定されていても、指先は自由に、伸び伸びと動きます。
     高さも、広さも、ゆとりが必要です。
     特に親指は、歩くたびにそりかえるので、十分な高さが欲しいものです。

     親指の高さは、足を計測する時の重要なポイントです。
     指先には、高さをしっかりとるために、靴がつぶれないように、芯が入っています。
     業界用語で 「先芯」といいます。

     靴のつま先は、少しそりかえっています。 
     業界用語で 「トゥスプリング」といいます。
     これは、つまずきにくいように、自然に歩ける為の工夫です。

     F&Lシカゴでは、メーカーに仕入れや見学に行ったら、
     このそりかえりを、確かめています。

     F&Lシカゴで扱ってる 「ワールドマーチ」は、
     つま先のそりかえりが、よくわかります。
     ご来店の時には、確かめてみて下さいね。


   
C 足の曲がるところで、靴もよく曲がる

     指の付け根で、足は曲がります。
     地面を蹴りだす、大事な動きです。

     靴も、足といっしょに曲がる 「 柔軟性 」や 「 屈曲性 」 があると、
     ストレスなく、スムーズに、歩けます。
     靴の底の材料も、甲の材料もソフトな物がいいですね。


    かかとまわりは、固くてしっかりしてるのに、

    足が曲がるところは、ソフトに曲がる。

    
固さと、柔らかさと、両方必要です。

    柔らかいだけだと、歩いた時に、足や身体を支えきれません。

    腰があって、噛みごたえがあるのに、さらりと、のど越しがいい 「うどん」のような感じです。(笑)




素材や材質がよくて、作りや仕立てがよい靴 ・・・・・・








    仕上げは、足に合うことですね。




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